携帯の機種代金の取扱いについて
携帯の機種代金の取扱いについて 破産や個人再生などをする際に、問題になることの一つが携帯の機種代金である。厳密にいえば、車のローンなどと同じ扱いということになると思われるからである。 しかし、今の時代において携帯がないと社会生活自体が、難しくなってしま…
携帯の機種代金の取扱いについて 破産や個人再生などをする際に、問題になることの一つが携帯の機種代金である。厳密にいえば、車のローンなどと同じ扱いということになると思われるからである。 しかし、今の時代において携帯がないと社会生活自体が、難しくなってしま…
住宅資金特別条項【ペアローン等共有事案における一考察】 ペアローンとは、同居する夫婦や親子が、共有する住宅の持分に従って、それぞれがお互いに住宅ローンを組み、共有不動産の全体にそれぞれを債務者とする抵当権を設定するローンのことです。この場合の対応などにつ…
被担保債権が免責許可決定を受けた場合の担保権の消滅時効 最高裁平成30年2月23日第二小法廷判決(裁判所HP)は、「抵当権の被担保債権が免責許可の決定の効力を受ける場合には、民法396条は適用されず、債務者及び抵当権設定者に対する関係においても、当該抵当…
即日面接制度についての雑感 私は、弁護士法人岡山パブリック法律事務所(岡山県)に約7年半、法テラス指宿法律事務所(鹿児島県)で3年間、弁護士をしていました。その後、実家のある関東に戻り、現在は、東京弁護士会に所属しています。 以前に所属していた事務所が…
免責不許可事由があったら免責されないのか 通常、破産手続き開始の申立てをする目的は、免責許可を得ることにあります。「免責」とは、法的には支払いをする責任が消滅することです(あらかじめ、免責許可決定後に、弁済を約束するなどは免責の趣旨に反し無効とされる可能性…
比較的少額の借金総額のとき破産は認められるのか 破産はどのような状態なら認められるのでしょうか。30万円~50万円くらいの借金(場合によっては10万円程度)でも可能なのでしょうか。 普通に考えると、「破産」というのは、何百万円もの借金があるような状態を思い…
自己破産と社会福祉施設職員等退職金手当法 まだ、企業を退職していないけれども将来的に退職金を受け取れる予定があり、今のところ退職の予定がない。しかし、いろいろな事情で破産せざるを得ない場合に、退職金見込額はどのように扱われるのでしょうか。 退職金債権の4分…